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このホソにて一日中夢中でオオタナゴを釣ってました。
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撮影1回目。オオタナゴ38匹。
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撮影2回目。オオタナゴ47匹。
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撮影3回目。オオタナゴ56匹。
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撮影4回目。オオタナゴ35匹。
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撮影5回目。オオタナゴ39匹。
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撮影6回目。オオタナゴ36匹。
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撮影7回目。オオタナゴ32匹。
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大型個体ピックアップ1。オオタナゴにしてはそれほど大きくはありませんけどね。
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大型個体ピックアップ2。
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本日最大の個体。11cmに迫る大物です。

2013年12月28日の釣行

(場所)茨城県-霞ヶ浦-稲敷市周辺
(天候)快晴です。しかし、風が結構吹いていて、ホソでの釣りが適していましたね。
(釣果)オオタナゴ(283),モツゴ(2),タモロコ(2)

※7:43~16:16
6:04出発。本日からお休みであります。2012年は休みの初日にインフルエンザ的な風邪をひき、エライことになったので、防寒対策だけは万全にしておかなければなりません。まあ、防寒対策をどんなにしても、風邪をひく時はひくんでしょうから、あんまり気にしてもしょうがないんですけど、体を冷やすと風邪のウイルスもハッスルしちゃいますからね。最低限体が冷えきらないようにしないと・・・・・。タナゴ釣りは釣り座が決まると、そこに数時間じっとしてますから、体が冷えきっちゃうんですよねぇ~。適度に休めばいいんですけど、そんな簡単なことも夢中になっちゃうとなかなかできないのです。さて、本日は先週発見したオオタナゴが沢山いるホソに向かいます。先週のように沢山いてくれるといいけど・・・・。早速準備をして仕掛けを沈めてしばらくするとツンツンと小さなアタリが出始めました。まず一匹目が釣れました。オオタナゴです。いますね~今日も。一度アタリだすと続けて釣れます。しばらく釣れ続くと、針掛かり率が徐々に落ちてきます。(ちなみに針は新半月を使用してます。)餌は黄身練りをメインで使用していますが、食いが落ちると赤虫に変えて食い気を上げて、また黄身練りに戻す・・・みたいなことを繰り返しておりました。(グルテンも用意しているのですが、ほとんど食ってきませんでした。)赤虫は非常によくアタるのですが、小型のオオタナゴの針掛かり率が悪いので数が伸びません。よってあくまで食い気を上げるきっかけとして使っていました。それでも全くアタリが無くなる時もあったりします。おそらく群れで少しずつ移動しているのではないでしょうか。ただホソの狭い範囲数メートルを行ったり来たりしている感じだと思います。しばらくするとまた、アタリだすのです。また、アタリが少なくなったら1mぐらい横にずれて仕掛けを入れるとアタリが復活することがありました。小さいのから大きなものまで、色々なサイズが掛かるため、とても面白く飽きません。それに体の大きなオオタナゴだからと言って、アタリがラフなのかと思えばそんなことはありません。タイリクバラタナゴほどではありませんが、非常に繊細なアタリを合わせないと数が出ないのは同じです。かと言ってそれほど難しい釣りでもありませんから、その辺のバランスが丁度いいのです。それに大型の個体の引き味は釣り応え十分です。本日最も大きな個体は11cmほどででした。10cmを超える普通種のタナゴ類で、これだけ体高が出るのは他にカネヒラぐらいしかいません。他にも体高があり10cm以上になるものもいますが、所詮これらの種類は10cm前後が限界サイズです。10cmを超えてまだ余裕を感じるのはカネヒラとこのオオタナゴだけです。餌の少ない時期のため少し痩せてはいましたが、本日の最大個体はたいへん見事な形をしていました。

楽しく釣らせてもらっている半面、彼らの日本移入という陰の部分について色々考えてしまいました。外来種問題では、手当たりしだいに殺処分するなどといった荒っぽい意見も多いですが、その前に彼らの生態をもっと理解してから対策を考えたいものです。生き物の命を軽く見る意見は、たとえどんなものであっても説得力がありません。人が最も大事にしなければならないことは、生き物の命を己(人間)の価値観でもって最大限尊重することだと考えています。それが欠落した意見がまかり通ることなど、断じてあってはならないと思うのです。私には、具体的にこうしようなどという対策があるわけではありませんが、これらの外来種に一人でも多く触れて、考えるきっかけを持つことが大事だと思っています。そして生き物に関心を持った「おとな」が自分のできる仕事の中で、少しでも貢献できることがあればそれを行う・・・これが一人一人にできる精いっぱいのことです。別に環境にかかわる仕事をしている必要はありません。自然に触れて色々と考えた人が、己のフィールド(仕事)でそのスパイスをほんの少し入れていくことで社会が変わっていくと信じています。「在来種のためにオレが環境をよくしてやるんだ」などという思いあがりが、荒っぽい稚拙な手段に走るきっかけになるのではないでしょうか。自然環境は分からないことだらけのワンダーランドです。あくまで謙虚で、ゆっくりと考えて、ぼんやりとした方向性を出していく・・・・これができるのはちゃんとした考えを持つ自立した「おとな」だけだと思うのです。そんな「おとな」を目指して釣りを楽しみたいと思う・・・ってまあ、そんな大げさなものじゃぁありませんけどね~。

なにはともあれ、283匹もの釣れてくれたオオタナゴに感謝です。こんなにいっぱい釣れたのは初めてなので、たいへん興奮しました。当分、冬の定番になりそうです。

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