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この日最初のポイント。底に生える水草が薄っすらと見えます。このぐらいの濁りですと非常に釣り易いのです。
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上写真での釣果。ヤリタナゴさんメインで。1匹だけモツゴが。霞ヶ浦では沢山釣れるモツゴも西日本では控え目なようですね。
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幅の広い用水路にやってきました。水草の合間をタナゴ類が沢山泳いでいるのが上から確認できました。
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幅の広い用水路(上写真)での釣果1。
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幅の広い用水路での釣果2。午前中に唯一釣れたシロヒレタビラのメス。
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幅の広い用水路での釣果3。
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幅の広い用水路での釣果4。
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幅の広い用水路での釣果5。
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幅の広い用水路での釣果6。
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幅の広い用水路での釣果7。
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このポイントにシロヒレタビラが・・・。
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上写真のポイントで釣れたシロヒレタビラ及びアブラボテ。このアブラボテは若干交雑しているような雰囲気がありました。

2013年11月2日の釣行

(場所)岡山県-岡山市周辺
(天候)天候は薄曇りですが晴れ間も。風もほとんどなく、釣り日和です。気温もちょうどいいです。
(釣果)シロヒレタビラ(17),ヤリタナゴ(154),アブラボテ(1),コウライモロコ(5),タモロコ(32),モツゴ(1),ヌマチチブ(1)

※9:06~10:45
11/1(金曜)まで大阪で仕事だったため、そのまま足を延ばして岡山県にてタナゴ釣り遠征であります。この地にタナゴ釣りとして訪れたのはこれで3回目です。岡山駅周辺のレンタカー店舗にて車を借りて出発します(8:27)。とりあえず今年の5月から6月にかけて釣行した場所に向かってみましょう。秋になって魚種がどのような変化をみせているか楽しみであります。最初に竿を出したのは春にヤリタナゴが多数釣れた用水路です。味気ない3面コンクリートの用水路ですが、さすが岡山です。ちょっと覗いただけでも明らかにタナゴ類と思われる魚影がちらほら見えます。水深は30cmから深いところで50cmぐらいでしょうか。水はかなり濁っておりますが、底に生えている水草が揺らいでいるのが確認できる程度の視認性はあります。このぐらいの濁りですと、釣りとしては非常にやりやすいと言えます。2.4mの竿で仕掛けを流していきます。すぐに反応がありました。ヤリタナゴです。幸先のいいスタートとなりました。この場所はほとんどヤリタナゴが占めているようでテンポよく釣れます。この場所での釣果はヤリタナゴ35匹、モツゴ1匹、タモロコ4匹でした。

※11:03~15:54
少し場所を移動して広い用水路にやってきました。水の環境は先ほどと同じような感じです。よく観察していると、水路壁面でコケを食んでいるタナゴ類が見えます。近づくと深みに逃げてしまいますが、そ~っと覗き込むと逃げないためタナゴの種類が判別できます。ヤリタナゴがほとんどのようですが、中には・・・これはヤリではない!と確信がもてる個体も。早速仕掛けを流して反応を見ると、面白いようにヤリタナゴが掛かってきます。ほとんどが6cm以上と形がいいため釣りごたえがあります。これだけ活性が高く、元気一杯の食いしん坊ヤリタナゴさんが多数いるところでは、なかなか他のタナゴ類がいたとしても釣れないかもしれませんね。数メートルずつ移動しながらいろいろなポイントを試してみましたが、どこもヤリタナゴが優勢のようです。田んぼからの小さな水路が合流する場所がありました。田んぼからの排水は現在ありませんので、この場所はちょうど流れが少なくタナゴ類には好都合のたまり場になりそうなポイントです。仕掛けを沈めていくと、すぐにアタリが。お、ヤリタナゴさんではありません。これは・・・・シロヒレタビラです。いや~、やっぱりいましたねぇ。種類によっている場所が違うとよく言われますが、改めて実感できました。ほんの数メートル離れたところで魚層が異なるのは面白いですね。その後もこのポイントではヤリタナゴに混じりながらシロヒレタビラがぽつぽつと釣れ、最終的には17匹にもなりました。それに1匹だけではありますが、アブラボテも掛かりました。岡山エリアでアブラボテを釣ったのはこれが初めてです。

遠征初日を振り返ると、150以上ものヤリタナゴと15匹以上ものシロヒレタビラに恵まれ大満足の結果となりました。秋はこの2種類のタナゴの産卵期ではありませんが、越冬に向けて栄養を付けようとしていることもあり、非常に食いが良く、釣り易い印象です。食い込みがいいので、最初から最後まで既成のスレバリで通しました。シロヒレタビラはヤリタナゴに比べて口が小さく既成のスレバリでは大きすぎて針掛かり率が低いと思われます。しかし針傷を最小限にとどめるためには仕方ないかと思っています。それとできるだけ合わせを早くした方が良いかと思います。ヤリタナゴなどは合わせが遅いと針を呑み込む個体が多く、針を外すのに一苦労します。呑まれた場合は、できるだけ出血しないように慎重に細い樹脂製の針外しを口にゆっくりと差し込んで外します。よく魚は素手で持つと皮膚がやけどして・・・・などと言ったりしますが(魚をちゃんと飼育したことがない人に多い意見です)、そんなことよりも釣れた魚をしっかり掴んで針を慎重に外すことを心掛ける方がよっぽど重要です。もしも口がつぶれてしまったらリリースしても死ぬだけですから。魚の体表は鱗に覆われていますから基本的には比較的頑丈なのです。それに比べて口の構造は非常に繊細且つ複雑で、針傷などで一部損傷すると死亡率がグンと上がります。私は魚の体表を心配するよりも口を心配してあげた方がはるかに彼らに優しいと考えています。まあ、どんなに注意してもうまく針が外せず、時には死んでしまう個体が出てくることもあります。釣りをするからにはこのようなことは覚悟して行う必要があります。・・・・・釣行記から話題がちょっとそれてしまいました。まあ、こんなことをああだこうだ書いているのは、私のやっているタナゴ釣りは、魚を食べるための「手段としての釣り」ではないからです。釣った魚をすべて飼育するわけではありませんから、リリース前提の趣味の釣りということになります。今後も誠にエゴイスティックではありますが、タナゴさんのストレスが極力少なくなるように努めつつ、楽しませていただきたいと思っています。

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