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ハグロトンボです。本日5カ所目の川にて。蓮田に川の水を揚水するためのポンプの吸い込みホースにとまっているのです。
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本日5箇所目の川の周辺にあるハスです。きれいな白い花が咲いていました。
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本日5箇所目の川の周辺にあるハスです。ハスを育てるのは、その周囲への環境負荷が非常に大きいのかもしれません。なぜかその周辺の川には魚影がほとんどありませんでした。まあ、一面のみを見て沙汰するのは良くありませんけど・・・・。ちなみに私、蓮根が大好物なんですよね~。
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本日6箇所目の釣り場。タモロコばかりのようです。
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本日7箇所目の釣り場。ここでやっと本命が!
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本日6箇所目の釣り場での釣果。タモロコとヌマチチブの幼魚です。
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本日7箇所目の釣り場での釣果。本命のヤリタナゴ2匹にウキゴリ2匹。
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こう見るとウキゴリは結構カッコいいお魚ですねぇ。
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番外編の昆虫写真01。ヒメギス(Eobiana engelhardti subtropica)です。去年の夏にも採集して釣行日誌に写真を掲載しています。
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番外編の昆虫写真02。アミガサハゴロモ(Pochazia albomaculata)です。蛾ではありませんよ。セミに近い種類です。

2013年8月16日の釣行

(場所)茨城県-北浦-鹿嶋市,鉾田市周辺
(天候)快晴です。暑いですね~。風があるのでいくらか救われてますが。
(釣果)ヤリタナゴ(2),ウキゴリ(2),コイ(1),オイカワ(1),モツゴ(数匹),キンブナ(1),タモロコ(数匹),ヌマチチブ(数匹)

※~19:30
出発は8:00頃になりました。友人をピックアップして高速道路へ。お盆休みのため渋滞覚悟でしたが、思ったほどではありません。さて本日は釣り場の新規開拓ということで広範囲に色々と探りを入れてみることにしました。夏休みの高揚した気分に乗せ、少し足を延ばして北浦方面へ。私は北浦周辺でいい思いをしたことは一度もありません。本日は、そんなジンクスを払拭するようなポイントを見つけられるといいのですが・・・・。

1箇所目
以前に目星をつけておいた場所を調べてみます。この場所では竿を出したことはありませんが、カワニナが沢山いたのを覚えています。カワニナがいるということは、貝類にとって都合のいい環境であり、ひょっとするとタナゴ類も・・・・と思ったのですが、タナゴさんどころではなく魚影すら無く、期待はずれに終わりました。

2箇所目
稲穂実る田んぼの中にある幅1mほどのホソです。塩ビパイプからの流れ込みの部分でアタリがありました。どうやら小さなモツゴが主役のようです。モツゴ数匹の他には10cmほどのコイが1匹とザリガニが1匹釣れました。そういえばザリガニを釣りあげたのは久しぶりですねぇ。針を外すときにハサミに挟まれないようにするのは一苦労です。そのホソの本流である幅3mほどの3面コンクリート護岸の川にも仕掛けを入れてみましたが、針掛かりしない小さな魚(おそらくモツゴかタモロコの幼魚)がえさをつつくだけで、釣果はありませんでした。それにしても暑いです。炎天下での釣りは、こまめに休まないとエライことになりそうです。

3箇所目
さて北浦湖岸のホソにやってきました。水量が多く、藻類が沢山発生した薄緑色の水色です。魚がいそうな水色とでも申しましょうか。早速仕掛けを沈めていきます。かなり深いようで1m以上あります。しばらく経っても糸浮きの反応がありません。このような水深のあるホソは、水底の起伏も濁りで分かりませんので、周囲の植物の陰や連通配管の出入り口などの表面的なイメージ情報でしか判断できません。よって魚がいたとしてもなかなかポイントを絞るのが難しいと思います。たまたま仕掛けを沈めた所に魚がいればいいですが、いなければただ時間が過ぎていくだけってことになりかねません。早々に見切りをつけて立ち去ろうとした時にキンブナが一匹だけ掛かりました。

4箇所目
北浦にも竿を入れてみることにしました。水門周りに陣取って2.4mの竿でコンクリート護岸壁の際などを探ってみました。5m以上の竿を出してもよかったのですが、風があって湖面が荒れていたので、短い竿で探る程度にしました。しばらくして引き込むようなアタリがありました。オイカワが掛かったようです。本湖でオイカワが釣れるのはちょっと意外でした。さて、意外な1匹が釣れたので、移動します。

5箇所目
車で走っているといい感じの川を発見しました。車を路肩に止め、歩いてその周囲を探索することにしました。民家の脇をサラサラときれいな水が流れています。ここだけは、まるでタナゴ王国岡山県のようです。テンションが急上昇しました。これはきっといる!そう思い、じっくりと観察しながら探っていきました。・・・・・ところが、雰囲気はとってもいいのですが、魚影がほとんどありません。通常歩きながら観察していると、何らかの魚が泳いで逃げ隠れするのを確認できるのもです。上流の方に行けば魚がいる!と思いながらかなりの距離を歩きましたが、さっぱりのようです。本流筋の幅4mほどの川も観察しながら歩き、北浦の河口まできましたが、その間、魚影は1匹も確認できませんでした。これはおかしい。こんなによさそうな雰囲気なのに・・・・。歩いて観察していると、理由は色々考えられます。川の利水状況、栽培しているものの種類(米なのか蓮根なのか)、農薬の使用状況、堰の高さ、・・・・・・・どれが決定的な因子になっているかは分かりませんが、私たち人が原因なのは間違いなさそうですね。

6箇所目
幅8mほどの中規模の川にやってきました。堰がある場所でその落ち込み部分に仕掛けを振り込んでみました。こういう場所は何がいるかわからないので、とりあえずやってみるしかありません。まあ、こういう場所でタナゴ類が釣れたことはありませんけどね。そんな態度が伝わったのか、早速タモロコさんが釣れました。まあ、そうでしょうね。そんなに頻繁にアタリがあるわけではありませんが、釣れるのはタモロコばかりのようです。底ダナを取るとヌマチチブの小さいのが掛かります。17:00を回ってそろそろ閉めに入らなければならないので、早々に見切りをつけます。この場所を立ち去る前に、川の脇の小さなホソも試してみましたが、釣れたのはタモロコとヌマチチブの小さいのでした。

7箇所目
車を走らせ本日のゴールデンポイント(って何?)をひたすら探します。今日はタナゴさんの顔を1匹も拝んでいません。またもや北浦ジンクスを払拭できないのかとあきらめかけた時、ふと目にとまった場所がありました。車を急きょ路肩に停めて観察してみると・・・・何やら小魚がチョロチョロと泳いでいるではありませんか。これは!と期待が膨らみます。早速仕掛けを振り込んでみると、餌を追いかける小魚が数匹います。数回目で掛かりました。小さなヤリタナゴです。いや~うれしいですねぇ。久し振りに在来種が釣れる場所を発見できました。最終的にヤリタナゴ2匹とウキゴリ2匹を釣ることができました。

8箇所目
本日最後の場所は、ドブガイが多数生息しているホソです。この場所は水深が浅く、タナゴ類の魚影はさっぱり見られませんが、2枚貝は豊富に生息しています。ドブガイを6匹採集していくことにしました。飼育しているタナゴ類の産卵をさせるためです。今までタナゴ類の産卵をさせことはほとんどありません(タイリクバラタナゴを除く)。飼育しているニッポンバラタナゴやヤリタナゴ等が徐々に年老いてきていて、そろそろ産卵させてあげたいと思っていたのです。時期的には遅すぎますが、ヤリタナゴもまだまだ婚姻色十分ですし、そのメスも産卵管を伸ばすやる気のある個体もいるようなので・・・。しかし、ヤリタナゴがドブガイに産卵するものかどうか分かりませんが・・・・。以前、私はペットショップにて2枚貝(マルドブガイ)を3匹程度購入したことがあります。結局長期飼育は難しく数カ月で全て死なせてしまいました。採集する個体数を最小限にとどめれば、購入するよりも環境負荷ははるかに少ないと考えます。そもそもマイノリティーである「タナゴ好きな人」が多少採集した程度で個体数が減るようであれば、その環境がかなりやばいはずです。もしやばい状況であるならば、ド素人の私などがちょっと探した程度で生息場所が見つかるはずがありません。しかし、確実に2枚貝は減少していると思うので、そのような状況を常に意識して採集することが大切だと感じます。

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