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最初のポイント。タナゴ王国、岡山県らしからぬ味気ない用水路ですが・・・・
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ヤリタナゴのオスが掛かりました。背びれに出血が見られます。よく見ると患部にイカリムシが付いているようです。その他はフナとコウライモロコです。
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このポイントでは小さなタイリクバラタナゴが沢山いました。
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ここ岡山でもタイリクバラタナゴは優勢なようです。ブルーギルも1匹釣れました。
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かなり富栄養化しております。しかしこの場所で本命が・・・。
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ついにシロヒレタビラが!比較的大きなメスです。産卵管も出ております。
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かなりふくよかなお腹ですから、卵を沢山持っているものと思います。沢山産卵することを期待しつつリリースしました。
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この用水路は他に比べて多少濁りが少ないようです。
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コウライモロコがメインで、タイリクバラタナゴ、ヤリタナゴ、カワムツなどが釣れました。
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タナゴ類だけにして撮影。
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ヤリタナゴさんだけにして撮影。

2013年5月25日の釣行

(場所)岡山県-岡山市周辺
(天候)快晴!日差しが強く、暑い!ちょっと風がありますね。
(釣果)シロヒレタビラ(1),ヤリタナゴ(9),タイリクバラタナゴ(34),コウライモロコ(45),フナ(14),タモロコ(1),カワムツ(1),ブルーギル(1)

※8:21~9:45
最初の釣り場に到着しました。ここはネットで事前に調べておいた、航空写真から割り出した居そうなポイントです。とりあえず場所を決めておかないと本当の「行き当たりばったり釣行」になってしまいます。容易に何度も来られる場所ではないので、確実性を考えると無計画釣行はよろしくありません。この場所を起点にして周囲を散策していきます。遠征の場合は大体こんな感じです。航空写真からイメージしていたこの場所の印象とは、実際にはちょっと雰囲気が違いました。まず、水がとても濁っています。藻類の大繁殖でものすごく富栄養化しております。底に水草が生い茂るきれいな水を勝手にイメージしていました。よく考えれば時期的に水が濁っているのは当然ですね。田植えが終わり、田んぼや畑等からの排水がありますから。また、この場所は川からの取水堰から最も遠い排水堰周辺のため、最も栄養価が高いと思われます。別の見方をすれば(えさが豊富にある=魚が沢山いる)ということになるでしょうか。しかしタナゴ類がいるとは限りませんが・・・・・。さて早速仕掛けを振り込んでみます。障害物があまりありませんので、護岸縁を重点的に試してみます。魚はたくさんいる気配がありますが、おそらく大繁殖した藻類をパクパク食べているフナが大多数を占めていると思われます。用水路に掛かる小さな橋のふもとに仕掛けを入れるとアタリがありました。これは何でしょうか?霞ヶ浦周辺で釣れるスゴモロコのような・・・・。おそらくスゴモロコかコウライモロコであると思われます。髭の長さで区別したりするようですが、同定はちょっと難しいそうなので、とりあえずここではすべてコウライモロコとさせていただきます。このコウライモロコは結構いるようで頻繁に掛かってきます。合間に小型のフナが数匹。そろそろ場所移動しようかと考えていると・・・・大きなヤリタナゴのオスが掛かりました。水質の影響でしょうか、背びれ部分に出血が見られます。ここまで富栄養化していると流水域を好むヤリタナゴなどは病気がちになるのはしょうがないかもしれません。まあ、ただ単に老齢個体で体力が落ちているのかもしれませんが・・・・・。なにはともあれ、タナゴ第一号です。うれしいですね。さて移動しましょう。

※10:01~11:58
先ほどと同じ用水路なのですが、車で少し移動してみました。ここもかなり濁っています。仕掛けを入れると藻類のアオミドロが親浮や糸浮に絡み付いてきます。それに少し風があるので、水面が波立ってアタリが取り辛いです。影響を受けない障害物の陰でやっていると、小さなタイリクバラタナゴが掛かりました。ここにはたくさんのタイリクバラタナゴがたまっているようです。小さなアタリが頻繁にあります。このままバラタナゴ釣りをしていてもいいのですが、やはり岡山といえばシロヒレタビラです。小さなバラタナゴはなかなか針掛かりしないので、ムキになってやってしまうところですが・・・・・ぐっとこらえて、20匹釣れたところで場所を移動します。

※12:15~13:05
また少し移動しましたが、ここも先ほどと同じ用水路です。ヤリタナゴやタイリクバラタナゴが掛かる訳ですから、タナゴが生息する環境が整っている用水路ということなので、もう少し粘って探ってみます。それにしても今日は暑いです。真夏のような日差しに少しまいってしまいました。ちょっと水分補給を兼ねて休憩しようかなぁと思った時、掛かりました!シロヒレタビラのメスです。結構大型だったため、最初はカネヒラかと思いました。しかしこの時期産卵管を伸ばしたカネヒラのメスはいません。それにしっかりとタビラ斑が見てとれます。また、背びれの分岐軟条数が明らかに少ない。いや~うれしいですねぇ。ここではこの1匹だけでしたが、大満足です。初のシロヒレタビラなので、もって帰りたいところですが、この先一匹も釣れない可能性もあるので、とりあえずここはリリースします。このメスは大柄で沢山卵産みそうですしね。同じ場所でオスとメスがペアで釣れたら持って帰ると決めているので・・・。

※14:05~17:30
別の用水路にやってきました。別と言っても先ほどの用水路と最終的には合流するんですけどね。幅は3m程度でしょうか。結構流れがあります。それに先ほどよりも透明度はいくらか高く、水底の状態が分かります。水草が生えていない砂地の部分を、重点的に攻めてみます。(こういうところに2枚貝がいるからです)コウライモロコがメインでかかります。石が転がっていて底の形状に変化のあるところには魚が多くたまっているようです。ようやくタナゴ類が掛かりました。大型のタイリクバラタナゴのオスです。たま~にヤリタナゴも掛かってきます。それにしてもタイリクバラタナゴがこんなに幅を利かせているとは思いませんでした。彼らは一か所に集団で固まっているようで、おそらくそういうところには2枚貝がいると思われます。群れでそのポイントを占拠しており、他のタナゴ類を寄せ付けないのかもしれません。この用水路はかなりの距離を歩きながら釣りをしてみました。途中、住宅のすぐ横を流れるようなポイントもいくつかあり、ちょっと釣りをするのをためらうような場所もあります。そういうところに限って魚が群れているんですよね~。3時間ぐらい探りながらの釣りをしてみましたが、シロヒレタビラは釣れませんでした。しかしタナゴ類は沢山生息しているようで、釣果は今一つでしたが、観察しているだけでも十分に楽しめます。17時過ぎには釣魚の写真撮影を終えてリリースし、その後は日が落ちるまで明日の釣り場探しをしていました。

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