(場所）茨城県-霞ヶ浦-稲敷市周辺
(天候）少し雲がありますが晴れ。風は少しありますが、釣りには支障がない程度でした。夕方には曇り空に。18:40頃、帰りの東関道で雨が降ってきました。
(釣果）オオタナゴ(43),モツゴ(10),フナ(2),タモロコ(6)

※12:00～12:31
9:55に出発して釣り場周辺に到着したのは11:36でした。首都高速及び常磐道は渋滞もなくスムーズでした。さて出発は遅くなりましたが、今日は何としてもタナゴさんを釣りたいという意気込みです。と言うのも2013年に入ってから、私はタイリクバラゴ1匹しか釣っていないのです。タナゴ釣りを始めて2年以上経ったというのに・・・・。釣行ではいつも何らかの発見があり、お目当ての魚が全く釣れなくても楽しいのですが、さすがにこの辺で少し成果を上げておかないと的な、漠然とした焦燥感があるのです。そんな焦りを魚たちが感じたかどうかは分かりませんが、最初に到着したポイントではアタリすらありません。このポイントは以前にタイリクバラタナゴを釣ったことがある、「ちょこっと実績あり」の場所なのですが・・・。この時期は水の透明度が高く水深50cmぐらいの底が薄っすらと見えています。こちらの気配を悟られないような草かげ等を攻めてみますが駄目です。数メートルずつ移動して仕掛けを入れてみますが、全く反応なしです。ちなみに餌は「赤虫、黄身練り、グルテン」としっかり揃えてきております。早々に見切りをつけて移動することにします。

※12:40～16:28
さて、この辺一帯をあきらめて全く違う実績のある場所に移動しようかと思いましたが、もう少しこのホソを調べてみようと思い、先ほどのポイントから数十メートル離れた所から仕掛けを入れていきました。すると2カ所目で反応がありました。いや～うれしいですねぇ。この魚がツンツンとつついてくる感覚・・・これだけで遠路はるばるここまで来た甲斐があると思わせるものがあります。アタリがあった瞬間から大自然との交信が始まる感じがします。アタリがずーっと無いと何だか自然に見放されたような感覚に陥ってしまうのです。最初に釣れたのはタモロコです。この際、魚種はなんでもOKです。反応は少ないのですが、何度か餌を替えながら仕掛けを入れていると、徐々にアタリが多くなってきました。タモロコの次は大型のフナが掛かりました。15cm以上あったため途中でバレないようにゆっくりと引き上げました。春めいてきたとは言え、まだまだ寒く水温も低いため、魚の活性は低いです。よってアタリも控えめなものが多く、針掛かりもよくありません。そんな中、ついに待望のタナゴさんが掛かりました。オオタナゴの幼魚です。ネットの情報によると、この辺りはオオタナゴが多く生息すると言われています。私は10cm前後の比較的大きなものは何度か釣ったことがあるのですが、5cm前後の幼魚を釣るのは初めてです。噂に違わぬオオタナゴポイントなんですねぇ、この辺は。釣りあげた時の印象はバラタナゴなどとはだいぶ違うようです。まず、全体に青白い印象があり、尻ビレがほんのり黄色いです。それに目が大きい！まだまだこれから大きくなるんだぞって言う感じが、この大きい目から想像できます。そして最大の特徴であるエラぶた後方にある暗色斑です。これですぐに同定できるのです。4cm以下の小さい個体には背びれに稚魚斑も確認できます。久しぶりにタナゴさんを釣ったので非常に興奮しました。その後も、針掛かりはよくないもののコンスタントにオオタナゴが釣れました。さて、ある程度の収獲が得られたので、本日最後のポイントを探しに移動してみることにします。

※16:54～17:40
さて先ほどの場所から1km程度の場所に来ました。ここは以前にツチフキを釣ったことがあるポイントです。また彼らを釣りたいと思い、本日最後の釣り座をかまえました。ホソの片側を見ると底の泥をさらった形跡があります。最近水路のメンテナンスが行われたと思います。これではツチフキはどこかへ行ってしまったかもです。期待薄な雰囲気の中、とりあえず仕掛けを入れてみます。ツチフキねらいなので、最初っから底すれすれに仕掛けを沈めます。・・・・・アタリありませんねぇ。時折反応があり、引き上げてみると・・・・モツゴさんです。結局お目当てのツチフキは釣れませんでしたが、今日はオオタナゴが沢山釣れてとても充実した気持ちで帰ることができました。それにしても日が長くなりましたね。これからは釣り時間が長くなってうれしい限りです。間もなく啓蟄を迎える、この何となくわくわくする時期が私は大好きです。

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