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最上流部の小川。いい雰囲気です。
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コンクリートが見えない川は久しぶりです。
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こんな堰の落ち込みで・・・タモロコが沢山釣れます。
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ここでもタモロコのみ。
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本日の主役、タモロコさんです。
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唯一釣れたヨシノボリ。
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オスのオオアオイトトンボ(Lestes temporalis)です。同定の場合はアオイトトンボ、オオアオイトトンボ、コバネアオイトトンボを見分ける必要があります。腹節の色で判別できるとのこと。こいつは第10腹節(先端部)だけが白いのが特徴だそうです。この写真ではよくわからないと思いますが、確かにそこだけ白かったです。
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17時にはこんなに暗くなってしまうのです。日が沈んだ後の空はいつ見てもいいものです。
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最終ラウンドでの釣果。暗くなってからの撮影のため、照明に一工夫・・・ってどうでもいいわ!まあそんなこと言ったらモツゴさんに失礼ですけどね。超極小の個体を・・・・ってもういいよ。

2012年11月10日の釣行

(場所)茨城県-北浦-行方市周辺
(天候)快晴です。予報では日曜日は雨なので今日の天気を満喫しなければ・・・。
(釣果)タモロコ(この子ばっかりです),モツゴ(14),ヨシノボリ(1)

※9:40~12:58
今日はタナゴをどうしても釣るっていう訳でなく、新たな釣りポイントを探すのがメインです。北浦の流入河川を一つ選択して、その上流から河口付近までを釣り歩きました。午前中はさらさらと流れる幅1m未満の最上流部を探ってみました。いや~ここの環境はいいですね。コンクリート護岸してない箇所が沢山あり「The 小川」って感じです。覗き込むと小さな魚が泳いでいます。早速、短竿で仕掛けを流してみると・・・・タモロコです。水面にはメダカのような魚も泳いでます。続いて釣れたのは・・・タモロコです。その後も・・・タモロコ、タモロコ・・・・。小川を歩きながら小魚がたまっていそうな場所に仕掛けを流してみます。しかしどこをやってもタモロコのみ。う~ん、今の時期はタモロコが優勢なんですかね~。それともここはタモロコパラダイスと言うことでしょうか。タナゴさんは全く釣れませんが、素晴らしい小川に乾杯です。季節によってはタナゴが釣れるんでしょうか。春になったらまた来てみようと思います。(期待薄いですけどね。)

※13:00~15:30
気持ちのいい小川から離れ、徐々に中流域へ。途中は3面コンクリートの完全用水路化した状態で、水位も低く魚影は全くありません。数百メートル間隔で確認しますが、こんな環境がダラダラと続きます。周囲の田園風景は気持ちがいいのですが、タナゴさんのいそうなポイントはなかなかありませんね~。しばらく行くと堰がありそこから川幅が少し広くなっています。その堰から下流は、いわゆる完全な用水路化した川(大きなドブ川のようなイメージ)とは一変してノーマルな川(土手があって川岸には植物が生い茂るみたいな)のイメージになっています。さて、堰の落ち込み部で釣り開始です。・・・期待を裏切らずタモロコのオンパレードでした。唯一小さなヨシノボリが掛かりましたけど・・・・。その後も下流に下りながら所々竿を出しましたがタモロコすら掛からず、土手下のホソでも全くアタリ無し。一緒に来た友人の釣果も大体同じでした。
この川の総評として、最上流部は大変よい環境ですが、そこから先の中流部が非常によくありません。完全3面コンクリート護岸の深いドブ川状態で、川底のコンクリートも平滑な面のため、底に泥や砂がとどまらず、川幅も一様で遡上する魚の休まる場所が全くありません。下流部と環境のよい上流部がこのドブ川で結ばれているために魚の行き来があまりないと考えます。あったとしてもタモロコなどの泳力がある魚に限られるのではないでしょうか。現在は護岸工事されていない川はほとんどありませんが、他のタナゴがいる川と今回探った川との違いはどこにあるでしょうか。私が考えるに川の元々の水位と川に隣接した田畑の土壌レベルがかなり違うことがカギのような気がします。田んぼに導水する時には水門を閉めて導水路まで川の水位を上げる必要があります。季節による人為的な川の水位変動が大きければ大きいほど、環境に敏感な魚や泳力の劣る魚は少なくなっていくでしょう。また、貝類をはじめとする自らの移動能力に乏しい生物は、魚類の移動によって分布を広げることができます。その魚類の移動を妨げる要因が大きければ必然的に生息数が少なくなります。最上流部から河口までの高低差や元々の川の幅、周囲の地形・・・様々な自然的な要因と、護岸工事や田んぼの数などの利水状況といった人為的な要因。色々な因子が複雑に絡み合って魚類層が決まるんでしょう。1度見たぐらいではほとんど分かりませんが、第一印象はタナゴ類には厳しい川と言う判定です。まあ、春先にはどうなっているか楽しみですけどね。今日の印象を覆す結果を期待しましょう。

※15:50~17:11
さてタナゴ類が全く釣れないので、最後に一花咲かせよう的な貧しい根性がムクムクとわいてきました。別の流入河川のホソに向かいました。このホソはタナゴ釣り場として、結構釣り人が来ている場所です。しかし私は今までに2、3回来てますが、タナゴ類を釣ったことは1度もありません。まさに藁をも掴むってやつです。周囲も暗くなり始めてだんだん寒くなってきました。釣り場を決めて仕掛けを入れてみます。微妙なアタリがあります。とっても小さな魚のようです。ようやく一匹を釣りあげると・・・・モツゴの稚魚です。もう魚種はどうでもよくなりました。とりあえず小さな小さなモツゴを釣り上げて本日は納竿です。2.5cm未満の極小モツゴを釣りました!って何の自慢だよ!

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