(場所）福岡県-遠賀川周辺
(天候）天候雲ひとつない晴れ。午前中は風がなかったのですが午後には強く吹いてきました。（周囲が水田地帯の広い場所だったせいもあります。）
(釣果）ヤリタナゴ(39),カゼトゲタナゴ(2),カワムツ(多数),オイカワ(2),モツゴ(2),ヌマチチブ(1)

※7：30～9：01
昨日に引き続き遠賀川周辺に点在する池にやって来ました。昨日は釣れませんでしたが、今日は・・・と、未練がましく仕掛けを入れてみます。う～ん、ダメですねぇ。時折アタリがありますが、釣り上げるとモツゴですね。その後も大きなチチブが掛かったくらいで、タナゴは全く釣れませんでした。場所を移動します。(9：01、気温14℃、水温13℃） ちょっと移動して以前ヤリタナゴを沢山釣った用水路に来ました。いませんねぇ。平打ちが見あたりません。おかしいですねぇ。時期的にはいっぱいいると思っていたんですが…。移動しますか。

※9：30～12：08
さてどうしましょうか。過去の実績のある場所がダメだったので、新しい所を探さなくてはいけません。遠賀川の支流を探ってみましょう。支流の中でも、以前タナゴが沢山釣れた用水路が取水している元の川を探索していくことにしました。上流へとさかのぼりながら見ていくと、いましたいました！堰の落ち込み部の少し深くなった所に魚が群れています。護岸上から3.6mの竿でキャスティングしてみるとすぐに食いついてきました。餌は黄身練りです。1匹目が掛かりました。ヤリタナゴです。水深が深いところで25cmぐらいと浅いため丸見えです。こちらから丸見えということは魚からも丸見えです。なるべく大きな動きをしないように隠れながら竿を振ります。やりタナゴが数匹かかった後小さな魚がかかりました。なんとカゼトゲタナゴです。今回釣りたかった種類の1つなので、とてもうれしいです。釣れた個体はとても小さなオスで、婚姻色がほんのり出ていてきれいです。テンションがグーんとあがりましたがその後があまり続きません。カワムツが数匹掛かってからはまったく餌を食わなくなりました。この場所はもう潮時ですね。移動します。（9：30、気温14℃、水温10℃）

※12：30～14：55
先ほどのポイントから数百メートル離れた場所に流れの落ち込みが淵のようになっているポイントがありました。よく見ると魚がたくさんいます。水深は60cm以上ありそうです。早速仕掛けを投げ入れるとヤリタナゴが掛かってきました。さっきのポイントよりも大型のものが潜んでいるようです。仕掛けを入れるとすぐに掛かります。風が強くなってきたので仕掛けをポイントに投げ入れるのが一苦労です。ヤリタナゴがテンポ良く釣れます。霞ヶ浦ではいつも1日で1匹釣れるかどうかという感じでやっているので、九州遠征はとても楽しいです。ヤリタナゴの合間に1匹だけカゼトゲタナゴも掛かりました。今度は先ほどのより一回り大きいオスですごくきれいです。しばらく釣っているとさらに欲が出てきてしまいました。もう少し上流に行くとアブラボテやら、もしかしてセボシタビラなんかもつれてしまうのでは・・・・。移動してみましょう。

※15：30～17：33
上流へと歩いて探索しているとこの川にはとてもたくさんの魚がいることが分かります。フナ、コイ、オイカワ、カワムツ・・・・定番の川魚はもちろんタナゴ類もたくさんいると思われます。タナゴ類を選択的に釣るためにポイントを探すわけですが、これがなかなか難しいですねぇ。平打ちが確認できればいいのですが、よくよく観察しないとタナゴなのかその他なのか分からないですから。とりあえず魚が群れているところで仕掛けを入れると大体カワムツがヒットしてきます。これはこれで釣りとして面白いので、ついついタナゴ釣りを忘れて夢中になり、気がつくと夕方になってしまうのです。今日一日はタナゴ類もその他の川魚も沢山釣れてとても充実しておりました。（最近かなり日差しが強くなってきました。一日中釣りをしているのであれば露出している顔と手は日焼け止めクリームを塗って出動したほうがよさそうですね。）

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